Midoriya Vin Nature
Domaine
ル・タン・デ・メ
ロワール地方

ル・タン・デ・メ

歴史について
 オーナーの2人は15歳からの友人で、誕生日は2日違いです(1984年生まれ)。2011年にブドウ畑を購入し、ル・タン・デメが誕生しました。農家の納屋を改造した場所を醸造所としており、周囲をブドウ畑に囲まれた、まさにガレージワインと呼ぶにふさわしいロケーションでワインを造っています。
 鮮やかで複雑な果実感と出汁のような旨味がギュッと詰まった味わいが特徴で、スルスル飲める自然派ワインです。自家畑だけでは足りず、2017年から有機栽培の買いブドウでワインを生産することにしました。霜や猛暑などの被害による生産量減少を補うためと、自分たちが特に気に入った品種で醸造することが可能になる為です。「アン・ジュ・コネクション」という若手自然派グループに所属しています。ワイナリー名のル・タン・デメとは、「愛する時」という意味です。

地理・気候について
 ロワール地方、メーヌ=エ=ロワール県のサン=ランベール=デュ=ラッテの高台に位置するワイナリー。海洋性気候と大陸性気候の両方の特徴を併せ持つエリアです。


土壌について
 厚さ1mの粘土質シルト(砂より小さく、粘土より粗い粒子)に覆われたシスト土壌の畑です。

栽培について
 環境、動植物、土壌、水、人間の健康に配慮するため、2011年当初から有機栽培を実施しています。畑は樹齢50~70年の古い区画と、樹齢10~25年の若い区画を持っています。収穫は選果しながら、丁寧に手摘みしています。

醸造・熟成について
 昔ながらの水圧式圧搾機で状態の良い物を、わざわざ探し出して購入しました。ゆっくり丁寧にプレスするにはこの道具が良いのだそうです。木樽は古い樽を用い、時には甕を熟成に使用する事もあります。キュヴェによっては果皮ごと1年間熟成させる物も。
 ボトルサイズは、フルボトル、1リットル、マグナムとバラエティに富んでい、ます。醸造、熟成の段階、ビン詰め時の全ての段階において亜硫酸を使用しません。

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